補助金について
家の発電を太陽光発電にすることで、電力を自宅で自由に使うことができます。
ただ、太陽光を設置するときは高額の初期費用と維持費用が必要になります。
太陽光発電システムは20年以上前から実用化されてましたが、その当時1kw当たりの単価は約300万円もかかるので、利用する人はやはり少数でした。
そこで普及するために国が補助金を出したので、太陽光発電を導入する人も増えました。
ですが、国からの補助金は平成26年3月31日を以て終了しました。
しかし、まだ各市区町村では、設置物に対して費用負担をしてくれる事があります。
いわゆる補助金が採用されているケースも、しばしばある訳です。リフォームを行った時などは、それで費用を節約できるケースも珍しくありません。
この補助金は、自治体によって出るところと出ないところがありますが、
人口10万人以上の大きな自治体に限定すれば、かなりの自治体に、この補助金制度があります。
いくらぐらいでるの?
いったいいくら補助金が出るのかは、自治体によって様々ですが、だいたい発電量1kWにつき、1万~3万円ほどの補助金が出ます。
ただし補助金には、上限数字もあるのです。例えば上限が10万だとすると、上記のようなルールならば、7キロワットを超えたとしても10万が限界になります。本来7キロワットなら105,000円になりますが、上限が10万である以上、それに限定される訳です。
ちなみにこの補助金は、国や都道府県からではなく市町村から出ますので、(正確に言えば、東京都など一部の都道府県には補助金制度があります)市町村ごとにけっこうばらつきがあります。
注意点
それと地域による補助金は、1つ気を付けておく方が良い点があります。
それは、早い者勝ちの一面があるからです。
基本的に市区町村による補助金は、期限が決まっています。期限付である以上、もちろん一定日数が経過してしまいますと、補助金が払われない事もあるのです。
例えば補助金に関する募集が掲載された日付が、7月10日だとします。それで応募期限が、7月いっぱいという状況です。
こういった時は、もちろん7月中に申し込みを済ませる必要があります。7月20日に申込みを済ませておけば、補助金の支給対象になる訳です。逆に7月以降になってしまいますと、補助金が現れない場合があります。その分金銭的な損が生じる訳ですから、応募期限には注目しておく必要があります。
なお補助金に関する募集が行われるタイミングは、年度開始時が多いですが、そうでないケースもあります。基本的に市区町村によって応募開始時期も異なり、ケースバイケースと言えます。
また、太陽光発電を受け持っているシャープの企業サイトには、どの地域にどれくらい補助金が出ているか一覧で確認できます。
なので、補助金を利用して自宅にソーラーパネルを置くなら、自分の住んでいる自治体には補助金制度があるのか、あった場合どれだけお金をもらうことが出来るのか、期限はいつからいつまでか、それをきちんと確認しておくといいでしょう。