この数年で太陽光発電が流行ってきて、色々な場所で発電パネルが設置されている光景を目にするようになりました。
「自分の家でも太陽光発電を始めてみようか。」と思うことは、とてもよいことです。
但し、パネルを設置するに当たり、ロケーションが適しているかどうかを予め調べて考えておくことは、とても大事なことです。
どういう場所が太陽光発電に向いているの?
太陽光発電は日光をソーラーパネルにあてて発電するのだから、どこにソーラーパネルを設置しても発電量は変わらない、
そう考えている方が、世の中には結講います。
しかし、太陽光発電を設置し、使うにはどこでも良いというわけでは有りません。
ソーラーパネルをどこに設置するかによって、太陽光の発電効率がかなり変わってきます。
では、いったいソーラーパネルをどこに設置すればいいのでしょうか。
ここで、いくつかのポイントを紹介します。
一つ目は、天気についてです。
太陽光発電は日光を使い電力を生み出しているので、曇りや雨の日は使うことが出来ません。
具体的にどこが良いかというと太平洋沿岸沿いです。他の地域に比べて日射量が多いので太陽光発電に向いてると思います。
二つ目は、高い場所が良いということです。
天気の良い日が多く日射量が多い場所でも周りにビルなどの建造物があり、太陽電池に日光が全然当たらないとなると意味が有りません。
そのため、太陽光発電を行うなら周りに遮蔽物の無い高い場所が望ましいです。
そして、周りの木などにも気をつけて下さい周りにビルなどが無いのに近くの木が成長して日光を遮ってしまうという事もあるからです。
三つ目は、広い場所です。
太陽光発電は電力への変換効率があまり良くなく日光の光エネルギーの内、電力に変えることが出来るのは20%程度です。
一般家庭なら屋根と同じ程度の面積で大丈夫ですが、会社に設置したり投資のために発電所を検討しているならなるべく広い土地を選んだ方がおすすめです。
四つ目は、南向きに屋根がついている家です。
屋根にパネルを載せるとすると日が昇ってくる東側の屋根のほうが発電量が高くなります。西側にも載せても良いのですが、夏場なら昼頃から発電することが出来ますが、日があまり高く昇らない冬場は西側のパネルではほとんど発電することがなく初期投資を回収できなくなってしまいます。
季節によって異なりますが、日が高く昇る季節のほうが自然と長い時間発電します。立地としては当然一日中屋根が日陰にならないことが条件となります。
ちなみに一番、理想的なことは、庭が広くて、尚且つ、日照時間が長く取れる場所です。
田舎の方になると、広い庭があったり、使かっていない畑がある家では、太陽光パネルはうってつけの設置環境だと言えます。
以上を参考に太陽光発電を設置するといいでしょう。