太陽光発電を知りたい

太陽光のしくみ

投稿日:2016年11月25日 更新日:

最近流行りの太陽光発電
多くの場所で見る機会が増えてきた太陽光発電のパネル。ところで、皆さんは太陽光発電の仕組みについて知っていますか?
導入を考えている方も、太陽光発電って何?という方も簡単に学んでみましょう。

■太陽光とは■

太陽光とは、太陽の光をエネルギーを電気に変える設備です。要は発電機です。水力発電、風力発電など自然の力を利用して電力を生み出す設備がありますが、太陽光発電も同じく自然の力を利用して電力を生み出します。水力や風力は風の力や水が流れる力を活用していることは、なんとなく理解があるとおもいますが、太陽光発電は光の反射を利用しています。イメージしにくいですが、太陽の光が地面に当たる力です。

太陽光発電のしくみ

太陽電池モジュール(太陽光パネル)には「半導体」と呼ばれるものが含まれています。
 ※「半導体」とは、電気を流す「導体」でも、電気を流さない「絶縁体」でもない中間的なものを言います。

この半導体には、光を当てると電力を発生させる、という性質があります。

太陽電池モジュールは、「N型シリコン」と「P型シリコン」によってできており、この二つのシリコンの接合面に太陽光が当たると、「-」の性質を持つ電子と、「+」の性質を持つ正孔が発生します。すると、電子はN型シリコンの方へ、正孔はP型シリコンの方へと移動するのです。

つまり、太陽光が太陽電池モジュールにあたることにより、電子などが動き結果電力が発生する、ということです。また、太陽電池はシリコン系、化合物系、有機系の3種類があり今はシリコン系が主流ですがそれぞれ発電効率が違うので要注意です。
この効果を「光起電力効果(ひかりきでんりょくこうか)」と呼びます。

この光起電力効果で作られた電力を照明などの物に送って利用する仕組みになります。
よく作った電気を貯めたいという人がいますが、電気を一定の場所に貯めておくことは難しいです。乾電池も少しずつ電気を放電しています。
ですが、余った電力は電力会社に売ることができるので、太陽光発電は経済にも自然にも優しい理想的な発電システムです。

ガスや電気等、様々なエネルギーが私達の暮らしを支えているわけですが、近年地球温暖化の懸念とエコの推進が行われてきました。
エコの推進として太陽光発電の設置が増加傾向にあります。

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